課題の教科書

Critical Realism for All Leader

判断力を鍛えるために自分を変える7つの方法

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こんにちは。ポエタです。

大事な時にどう判断したらよいか悩みますね。

よい結果を生むには判断力を鍛える必要があります。

判断力を鍛えるために、自分をどう変えればよいか。

今回は7つの方法を考える「課題の教科書」実践編です。

 

1 はじめに

仕事で成果を上げる。人生を幸せに生きる。そのためには、判断力が不可欠です。

しかし、判断力の欠如で失敗する時があります。その時の残念な気持ちが尾をひくと、新しいことに挑戦する意欲がわいてこない。失敗を恐れると、判断を先延ばしにし、状況をさらに悪化させます。

判断力を鍛えるには、何をどうしたらよいのか。今回は判断力を鍛えるための3つの着眼と自分を変える7つの方法を考えます。

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2 判断力を鍛えるための着眼点

(1)意識を高める

自分自身の考え方が偏ったり、気持ちが弱いと、判断力は鈍ります。視野を広くもち、心理的なプレッシャーにも負けず、バランスを保つことで、判断力を正しく発揮できます。

(2)他人に学ぶ

自分で考えられることには限りがあります。判断するにあたって想定される事態、考慮すべき要素、考えるための軸は、多くを人から学びながら身につけることができます。

判断力を鍛えるには、知見を他人から吸収し、判断の精度を上げる必要があります。

(3)経験を積む

判断力は、判断の経験を積むことで鍛えられます。判断せずに、ずっと静かに考えても、判断力を鍛えることはできません。判断した結果に苦しむことを恐れていると、いつまでも判断しませんから、判断力を鍛えることができない。

今のうちに判断し、判断力を鍛えることは、いついかなる時も決して遅くはありません。

 

3 判断力を鍛える7つの方法

(1)目的に立ち返る

的確に状況の変化に対応するためには、目的に立ち返った判断を下す必要があります。ルールや手順、あるいは自分がいつの間にかこだわってしまっているやり方。こういうものを杓子定規に用いるだけで“こなしている”と、本来やるべきことから遠ざかってしまいます。

柔軟で視野の広い判断を下すためには、一度頭の中で目的を言語化し、唱えてみるのがコツです。そうすると、自分の置かれている状況と目的とを客観的に比較検証し、自分が下そうとしている判断が的確なのか、よく考えることができます。

(2)決めるべき時を自覚する

判断力がない状態だと、判断を間違うこと以前に、判断をやり過ごすことが多いです。決めるべき時に、「今決めるべき時だ」と弁別することが大切です。「今が決め時だ」と弁えている人は「なぜ決めなければならないか」の目的がわかっていますから、「どう決めるか」は自ずと明察することができます。

今が決めるべき時だ、とはっきり自覚することで判断力は自ずと鍛えられます。

(3)選択肢は3つ以上出す

選択肢は、2つまでなら、わりと簡単に出すことができます。たとえば、「来週、特に多忙と聞いているエライ先生に挨拶に訪問するアポをとるべきか」という問題があった時に、①アポをとる、②アポをとらない、の選択肢は自然に出るでしょう。“あれかこれか”の選択肢は容易に出すことができます。

そこで「③手書きの挨拶状を送って日頃の感謝の気持ちを伝え、日を改めて挨拶に伺う旨を伝える」のは第3の選択肢です。3つ目の選択肢を出す時は、2つ目までとは視点が切り替わっています。判断力を鍛えるには、視野を広くとるために、3つ以上の選択肢を出すことがポイントです。

(4)多くの人の知見に学ぶ

とは言え、自分で考えても、視点が不足することはよくあります。他人に相談して、自分は考えない視点を得ることは大切です。

ただし注意が必要です。他人の意見を必ずしもまに受けてはいけません。他人の意見は、どういう前提条件で考えたことか、よく吟味する必要があります。そして、本当に参考になる要素を抽出してから参考にしましょう。他人の意見にただ迎合しても、よい結果は望めません。

他人の意見は謙虚に、しかし主体的に聞くことで判断力を鍛えることができます。

(5)歴史を調べる

他の優れた人の判断事例からも判断力を鍛えるための学びを得ることができます。特に歴史上の人物に焦点をあて、その人物の判断局面をリアルに再現した検証番組や研究書に触れると勉強になります。

その人が、どういう局面で、どんな選択肢を検討したのか、考えてみると有益です。しかも、その人が歴史とは違う判断をしたら、どうなりえたかを考えると、実際に下した判断の狙いがより明確に理解できることがあります。

また、歴史は、読んだり聞いたりするだけでなく、自ら本人に成り切って考えてみましょう。その方が判断力が鍛えられます。参考として、当ブログ「課題の教科書」の事例編で、歴史的な判断の検証記事を連ねています。

www.critical-realism.com

(6)判断の経験を積む

判断するにあたって、いくら情報を調べても、自信を持って判断できないかもしれません。自分自身が、一度でも何度でも判断した経験があると、次に判断する時の留意点が確かなものとして身についていきます。自分自身で確かめた経験則は、判断力を高めてくれます。

(7)一つひとつの判断を反省する

しかし、判断した経験をもとに、成功した時の判断を繰り返したり、失敗した時の判断を避けるだけでは、判断力を十分に鍛えることはできません。成功あるいは失敗の経験を糧にするには、反省が必要です。

反省といっても、自分を責めるとか、謝るのとは違います。判断した時には気づいていなかった要素を結果から振り返り、何をどう考えれば的確な判断ができたか、その判断時点にさかのぼって考え直すことが反省です。

また、単なる精神論として振り返り、「次は頑張ります」で終わっては、反省として不十分です。反省することによって、経験則を自分の中で確立して、次には自ずと思考原理となるまで理解を深める必要があります。

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4 最後に

(1)判断力とは

あなたは、判断力が弱いと悩んで、この記事を読んでいるかもしれません。しかし、判断力は誰にでもある能力です。

自分には判断力がない、あるいは判断力が弱い、と決めつけないようにしましょう。もしも、そう決めつけると、ずっと判断できないからです。判断する経験を積むことが判断力を鍛えるのには不可欠です。

なおかつ、判断するとは、全てを知ることではありません。答え(結果)は知ることができなくても、望ましい結果に行き着くための道筋を明らかにし、まず最初に着手すべきことをやると決めること。つまり、いきなり答えを求めず、まず課題の明確化に着地する判断が大切です。そういう目論見で、判断力を鍛えましょう。

(2)まとめ

  • 「自分の意識」「他人からの学び」「経験の蓄積」が判断力を鍛える。
  • 判断力は誰にでもある。
  • 望ましい結果に行き着く道筋を明らかにする判断力を鍛えよう。

ポエタ

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