課題の教科書

Critical Realism for All Leader

【静思寸言3】美点凝視とは言え問題の本質把握は課題を出すのに絶対に必要です

 こんにちは。ポエタです。

ポエタは、「課題批評」と称して、ブログを運営しています。

クリティカル・リアリズム試論|3つの要点|批評文を書く目的 - 課題の教科書

上の記事で3つの要点を語りました。

そのうちの一つが「美点凝視」です。

とりあえず、悪口は言わない、の意味です。

本当の意味は、批評する対象のありのままを把握することです。

その狙いは、批評対象の課題を明らかにすることです。

当初は、そういう「いいとこどり」なスタンスでブログを始めました。

しかし、結構ダメ出しに近い記事を書こうかと思っています。

何らかの課題をちゃんと出していればいい。

存在の否定まではしません。

ありのままの現状を把握して、前向きに課題を出せば、ブログの目的には合っているだろう、と今は勝手にそう思っています。

世の中の事例を紐解いていくと、わりとありふれたことを「課題」と言って終わっていることが多いです。

的確な課題を出す決め手は、問題の本質を掴むことです。

問題の本質というのは、単に事実を見つけることではありません。

実態を把握することです。

事実に観察者の見方は含まれませんが、実態には見方あるいは解釈が含まれます。

それだと、実態より事実が重要、とあなたは言うかもしれません。

それも一理あるとは思います。

気づいてない事実に気づくことは確かに大事なことです。

ですが、それが大事なのは、「事実」と「それに対する見方」の両方がセットになる瞬間ではないでしょうか。それって実態把握ですよね。

あんまり、抽象的に論じても、百家争鳴のるつぼにハマるんで、結論は出ないかもしれません。

ですが、とりあえず、考えていることを言わせてもらうと、事実に見方を加えるから、肝心の課題が出る。ポエタはそう考えています。

事実に見方を加えなかったら、「そうなっている」で終了です。

やるべきこと(課題)を出すには、事実に対する評価なり洞察が必要だと思います。

よく、「課題は整理されても、解決策が難しいんだよ」とか言います。

しかし、それは「正しい課題なのに解決できないのは努力が足りない」わけではないでしょう。

大元の問題の本質を掴みきれていないのではないでしょうか。

ありふれた事実を並べて、「気に入らないから問題だ」と言っているだけかもしれません。

事実を鋭い視角から洞察すれば、問題の成立条件がわりとシンプルに論理構成できます。

すると、やるべきこと(課題)は自ずから明らかになり、解決策もやればできる、の状態になるのではないか、と思います。

事実を洞察する実態把握は、好き嫌いとは違います。

目的に照らした客観的な評価です。

そこを間違わなければ、「事実確認より実態把握が重要」と言っても問題ないのではないでしょうか。

なおかつ、問題点の指摘は、通らなければならない道だったことになります。以上です。

ポエタ

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