課題の教科書

Critical Realism for All Leader

Critical Realism

リアリズムを帯びた課題を決定づける「問いかける人」について考えた

これまで事例編では、歴史上の人物の発揮したリアリズムを批評してきました。今回は、Critical Realism(批評としての現実主義)の中核テーマである「問い」について考察します。問いを自分のものにする。思想面のリアリズムの持ち方を探求します。

クリティカル・リアリズム試論|現実主義の議論の続き

これまで延々と、「リアリズム(現実主義)とは、至当性である」と書いてきた。果たして本当にそうかどうかは、まだよくわからない。まだ十分に議論が煮詰まっていない。というのも、「問いを自分のものにした時、現実はやってくる」と言った本質論はどこへ…

クリティカル・リアリズム試論|至当性とは何か

リアリズム(現実主義)とは、至当性である。至当性とは、至って当然、至極もっともなことである。それが最善であるという保証は、一義的には存在しない。至当性の意味を究明することが、クリティカル・リアリズムの課題である。かつて、そう述べた。 至当性…

クリティカル・リアリズム試論|リアリズム(現実主義)とは何か

ところで、リアリズム(現実主義)とは何なのか。この論点には、まだきちんと答えていなかったと思う。これまで、「リアリズム(現実主義)」の中身を、現実に根を下ろす、現実に回帰する、理想を課題になるまで成熟させる、とかいろいろな表現で、ごまかし…

クリティカル・リアリズム試論|批評はどのように課題を生み出すか

クリティカルな言葉は、課題を生み出すのに必要だ。たとえ論理的には正しくても、凡庸でしかない言葉を並べてみても、読み手には何の変化も起きない。クリティカルな言葉は、読み手が思わず立ち止まって、考えに耽るきっかけになるものだ。それが、たとえ普…

クリティカル・リアリズム試論|批評文を書くための5つのコツ

ここまでクリティカル・リアリズム試論と銘打って、批評文を書いてきた。その中で、書き方のコツのようなものが、感触として掴めてきたので、5つ整理しておきたい。 (1)書くのではなく、語る 作文ではなく、思い浮かぶ言葉を記すことが大切である。あた…

クリティカル・リアリズム試論|3つの要点|批評文を書く目的

クリティカル・リアリズム(=批評としての現実主義)を標榜し、批評文を書いてきました。その過程で、三つの要点が浮かび上がってきました。 (1)人物本位 (2)美点凝視 (3)意識醸成 三つの要点の内容を整理したので、以下に紹介します。 (1)人物…

批評の方向性|居心地が悪くなる文章|クリティカル・リアリズムにおける課題批評

私は、まだ書きたい批評を書けずにいる。書き手の頭のデキの良し悪しを表現しようとする批評は書きたくない。読者が勉強になりました、というだけの批評も書きたくない。読んだら動かずにいられない批評を書きたい。批評を書く上で、重要なのは、読者を釘付…

クリティカル・リアリズムの目指すもの|危機意識の醸成|言葉の再生に賭すもの

クリティカル・リアリズム(批評としての現実主義)の「クリティカル」には、「危機の」あるいは「決定的に重要な」という意味を込めている。既成の概念のありふれた意味理解に安住する人々の、足元を揺るがすのが、批評家の一つの役割だと思う。しかし、そ…

クリティカル・リアリズムの核心|諸現実への問い|本質と問いの照応

クリティカル・リアリズムは、現に善く生きるための批評のあり方である。その核心は、「問い」である。 人間は、創作する存在である、そう定義する。「創作」には、芸術、工芸、商品開発、サービス提供、など、あらゆる人間活動を広く含む意味をこめている。…

クリティカル・リアリズムとは何か|批評としての現実主義|源となる問題意識

クリティカル・リアリズムとは何か。 「クリティカル・リアリズム」は、個人的な造語です。ネットで検索すると、「批判的実在論(クリティカル・リアリズム)」という言葉が出てきます。既存の言葉と、かぶるわけですが、元々ある言葉を意識したわけではあり…

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